
「着替えたくない!」「ごはんイヤ!」「お風呂入りたくない!」…2歳前後になると、何を言っても「イヤ!」と返されて困ってしまうことがあります。
いわゆる「イヤイヤ期」は、自我が育ち、「自分で決めたい」という気持ちが強くなる大切な成長過程。頭では分かっていても、毎日向き合う保護者や保育士は大変ですよね。
そんな時期こそ活用したいのが絵本です。イヤイヤ期の子どもと一緒に楽しみたい絵本を5冊ご紹介します。
『いやだいやだ』せなけいこ
「いやだいやだ」と何でも嫌がるルルちゃんが主人公のロングセラー絵本です。
子どもにとっては、まるで自分を見ているような展開。「イヤ!」と言ったらどうなるのかを、ユーモアを交えながら描いています。
イヤイヤを叱って止めるのではなく、親子で楽しみながら自分の行動について考えるきっかけを与えてくれる一冊です。
『ねないこだれだ』せなけいこ
夜になっても寝たくない子どもにおすすめの一冊。時計が鳴る夜9時、「こんなじかんにおきてるのはだれだ?」と、おばけが登場します。
独特の貼り絵とシンプルな言葉は子どもを引きつけ、何度も読みたくなる魅力があります。
「早く寝なさい!」と注意する代わりに、寝る前の読み聞かせに取り入れてみてはいかがでしょうか。
『おててがでたよ』林明子
洋服から手や頭、足を出して、自分で着替えようとする子どもの姿を描いた絵本です。
「自分でやりたい!」という気持ちが強くなるイヤイヤ期にぴったり。着替えを嫌がる子にも、絵本を通して着替える楽しさを伝えられます。
「おててはどこかな?」などと声を掛けながら読むのもおススメです。
『ノンタン はみがき はーみー』キヨノサチコ
歯みがきをテーマにした「ノンタン」シリーズの人気作品です。
歯みがきを嫌がる子どもに、「ノンタンと一緒にやってみよう」と声を掛けることで、楽しい生活習慣として取り入れやすくなります。
テンポの良い言葉が繰り返されるので、小さな子どもも一緒に声を出しながら楽しめるでしょう。
『しろくまちゃんのほっとけーき』わかやまけん
しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作るお話です。
特に人気なのが、「ぽたあん」「どろどろ」「ぷつぷつ」など、ホットケーキが焼けていく場面。思わず声に出したくなるリズムがあります。
食事を嫌がる子には、食べることや料理への興味を広げるきっかけにも。実際に親子でホットケーキを作ってみるのも楽しいでしょう。
