11月15日は「七五三」。子どもの健やかな成長を祝い、これからの成長を願う日本の伝統行事です。
保育園でも、七五三を季節の行事として取り入れているところがありますよね。せっかくなら「千歳飴の袋を作って終わり」ではなく、子どもの「なぜ?」「知りたい!」を引き出す活動につなげてみませんか?
七五三を保育に取り入れるねらい
七五三を取り入れるねらいとして、まず挙げられるのが日本の伝統文化に親しむことです。
「どうして3歳・5歳・7歳なの?」「千歳飴はどうして長いの?」など、七五三には子どもの好奇心を刺激するポイントがたくさんあります。
また、自分が以前より大きくなったことに気づき、成長を喜ぶ機会にすることも大切です。
行事を通して、考える・比べる・言葉にするといったさまざまな経験につなげていきましょう。
アイデア①「3・5・7」で数遊び
七五三の「3・5・7」を使って数遊びをしてみましょう。
積み木を3個、5個、7個と並べたり、「5より大きい数字はどっち?」とクイズを出したりします。年長児なら「1・3・5・7の次は?」と奇数の規則性を探してみても面白いでしょう。
行事と数字を組み合わせれば、普段とは少し違った数への興味につながります。
アイデア②千歳飴の「長さ」を比べてみよう
千歳飴をテーマに、長さ比べをするのもおススメ。紙でさまざまな長さの「千歳飴」を作り、「一番長いのはどれ?」「短い順番に並べられるかな?」と問いかけます。
年齢に応じて定規を使い、「何センチあるかな?」と測ってみてもよいでしょう。
長い・短いという感覚から、比較や計測へと遊びを発展させることができます。
アイデア③縁起物を探してみよう!
千歳飴の袋には、鶴や亀、松竹梅など縁起がよいとされるものが描かれていることがあります。「鶴はどこにいる?」「亀と鶴は何が違う?」など、絵を観察しながら探してみましょう。
図鑑を使って本物の写真を調べたり、「どうしておめでたいものとされているのかな?」とみんなで考えたりするのもおススメ。一つの行事から生き物や植物、日本文化へと興味を広げられます。
アイデア④「できるようになったこと」を発表!
七五三は、子ども自身が成長を振り返る絶好の機会です。
「一人で靴を履けるようになった」「ひらがなが読めるようになった」「縄跳びができた」など、自分ができるようになったことを考えて発表してみましょう。
自分の経験を思い出して言葉にするだけでなく、友達の話を聞く経験にもなります。
さらに「次は何ができるようになりたい?」と問いかければ、未来について考える活動にも発展しますね。