保育園への入園が決まってホッとしたのも束の間、「慣らし保育って何をするの?」「仕事復帰までに間に合う?」と不安を感じる方もいるでしょう。
慣らし保育は、子どもが新しい環境や先生との生活に少しずつ慣れていくための大切な期間です。最初から長時間預けるのではなく、段階を踏んで進めていきます。
一般的な進め方や家庭でできる準備をご紹介します。
まずは短時間の保育からスタート
慣らし保育の進め方は園によって異なりますが、最初は1~2時間程度の短時間保育から始めるところが多いでしょう。慣れてきたら給食まで、お昼寝まで、午後まで……というように、少しずつ滞在時間を延ばしていきます。子どもの食事や睡眠、遊んでいるときの様子などを見ながら進めるため、予定通りにいかない場合も少なくありません。
期間は1~2週間程度が一つの目安になりますが、園の方針や子どもの様子によって異なります。
入園前から生活リズムを意識しよう
慣らし保育を始める前に、家庭でもできる準備があります。
例えば、保育園のスケジュールを確認して、起床や朝食、昼食、お昼寝などの時間を少しずつ近づけてみましょう。生活リズムが似ていれば、子どもが園での過ごし方に慣れる助けになることがあります。
ただし、入園直前に生活を一気に変える必要はありません。無理のない範囲で少しずつ取り入れていきましょう。
登園時は笑顔で送り出そう
初めて保護者と離れるとき、泣いてしまう子どもは珍しくありません。泣いている姿を見ると「かわいそう」と感じ、なかなか離れられないこともあるでしょう。
しかし、別れ際に時間をかけすぎると、かえって気持ちを切り替えにくくなることもあります。「楽しんできてね」「お迎えに来るからね」と短く声をかけ、先生にお願いしましょう。
帰宅後はゆっくり過ごす時間を
慣らし保育中は、短時間しか園にいなくても、子どもにとっては初めての経験の連続です。知らない場所や人、音などに触れ、想像以上に疲れていることもあります。
帰宅後は予定を詰め込みすぎず、できるだけゆったり過ごしましょう。いつも以上に甘えたり、機嫌が悪くなったりすることもありますが、まずは安心できる家庭で休ませることが大切です。
焦らず子どものペースで進めよう
慣らし保育では、「早く通常保育にしなければ」と焦らないことが大切です。食事ができた、先生と遊べた、お昼寝ができたなど、一つひとつの経験が園生活への自信につながっていきます。
保育園と家庭で子どもの様子を共有しながら、その子に合ったペースで進めていきましょう。保護者にとっても新生活への「慣らし期間」と考え、親子で少しずつ新しい毎日に慣れていけるとよいですね。