近視の子が増えている?!わが子の視力を守ろう

近年、子どもの近視が増えているといわれています。スマートフォンやタブレットの普及により、小さな頃から画面を見る時間が長くなったことも、その一因。
視力は一度低下すると元に戻すことが難しい場合もあるため、幼いうちから目に優しい生活習慣を身につけることが大切です。子どもの目は成長途中だからこそ、日頃の過ごし方が将来の視力にも影響します。

 

子どもの目は発達途中

子どもの視力は、生まれてすぐに完成しているわけではありません。乳幼児期から学童期にかけて少しずつ発達し、多くの場合は6~8歳頃までに大人と同じくらいの見え方へ近づいていきます。
この時期に目を酷使する生活が続くと、視力へ影響を与える可能性もあります。そのため、成長期だからこそ目を大切にする生活習慣を意識することが重要です。

 

外遊びの時間を大切にしよう

近年の研究では、屋外で過ごす時間が長い子どもほど近視になりにくい傾向があることが報告されています。太陽の光を浴びながら体を動かすことは、目だけでなく心や体の発達にも良い影響が。
毎日長時間である必要はありませんが、公園で遊んだり散歩をしたりする時間を意識して取り入れることで、生活リズムも整いやすくなります。天気の良い日は積極的に外へ出る習慣をつくりましょう。

 

デジタル機器の使い方に注意

スマートフォンやタブレットは便利な一方で、長時間近くを見続けることになります。画面との距離が近すぎたり、休憩を取らずに見続けたりすると、目に負担がかかりやすくなるため要注意。
利用するときは、
・画面との距離を30cm以上保つ
・30分程度使用したら休憩する
・明るい部屋で使用する
ことを心掛けましょう。動画視聴だけでなく、知育アプリなどを利用する場合も、時間を決めて楽しむことが大切です。

 

正しい姿勢も視力を守るポイント

本を読んだり、お絵描きをしたりするときの姿勢も、目の健康に関係しています。
机に顔を近づけ過ぎたり、寝転んで本を読んだりすると、目に余計な負担がかかることも。椅子に座り、背筋を伸ばして適切な距離を保つことで、目だけでなく姿勢の改善にもつながります。
保護者が時々声をかけながら、正しい姿勢を習慣づけていきましょう。

 

バランスの良い食事と十分な睡眠を

目の健康を保つためには、生活習慣全体を整えることも重要です。栄養バランスの良い食事は、体だけでなく目の成長にも役立ちます。
また、十分な睡眠は目を休ませる大切な時間です。規則正しい生活を送り、疲れをためないことが、健やかな成長と視力の維持につながります。

 

気になる様子があれば早めに受診を

子どもは見えにくさを自分でうまく伝えられないことがあります。テレビに近づいて見る、目を細める、本を極端に近づけるなどの様子が見られたら、視力に変化が起きているサインかもしれません。
また、園の視力検査で指摘を受けた場合は、そのままにせず眼科で詳しい検査を受けましょう。早期に気づくことで、適切な対応につながる場合があります。