知育にもおすすめ「折り紙あそび」

紙を折るだけで様々なものに形を変えることができる折り紙は昔から愛される遊びの一つです。
そして、子どもにとって『折り紙』の知育効果がとても高いことをご存知ですか?
今回は折り紙には具体的にどんな知育効果があるのかをご紹介していきます。

 

⒈  コミュニケーション能力が育まれる

皆さんは子どもの時に、おじいちゃんやおばあちゃんと折り紙をした経験はありませんか?
折り紙は昔から日本で親しまれている遊びなので、お父さんやお母さん以外の人と楽しんだという人も多いのではないかと思います。
保護者以外の人ともコミュニケーションを図ることができるツールとしても有効です。
また、最近では折り紙の魅力は海外にも浸透してきています。
そのため、異国の人との文化交流をする際にも役立つでしょう。
幅広く沢山の人と交流を作るきっかけにもなる魅力的な遊びと言えます。

 

⒉  思考力と想像力が育まれる

はじめはお父さんやお母さんと一緒に作ることで形となり、完成する喜びを知りますが、そのうち、自分で完成する形を想像することができるようになります。
『どのように折ったら同じ形になるのだろう?』、『こう折れば〇〇の形になるんだ!』と考える力がつき、自然と思考力や想像力が育まれ、加えて、作るものによって、どの色を使おうかとも考えるので色彩感覚の発達にも役立つでしょう。

 

⒊  忍耐力と集中力が養われる

折り紙を折っていると夢中になるので自然と集中力は養われていきます。
また、途中で立ち止まってしまった時も、諦めずに挑戦したり、どうしたら完成するのかを考えていくうちに忍耐力がつくでしょう。
また、折り紙の本には図形が描かれているので、一枚の平面の紙が、本の通りの立体になっていくところを想像する思考力の向上も期待できます。

このように、折り紙は子どもの発達が著しい時期に養っておきたい力を見出してくれるのにぴったりな日本の遊びです。
日本の文化の一つでもあるので、その文化背景を大きくなったら伝えてあげることも良いかもしれません。
また、お父さんやお母さんにとっては『持ち運びに困らず遊ばせやすい』、『リーズナブルに楽しめる』、『片付け場所に困らない』といった点もメリットになるのではないでしょうか?
誰もが一度は遊んだことのある、知育効果の高い折り紙遊びは大人も楽しめますので、是非子どもと一緒にコミュニケーションを図りながら楽しく日常生活に取り入れてみましょう。