育脳にもおススメ!春の外遊び

春は、おだやかな暖かさが気持ちの良い季節です。虫たちが顔を出し、草木は花を咲かせます。
四季の中でも春は特に、子どもたちが外遊びするのにぴったり。
自然がもたらす育脳効果は絶大なので、ぜひおうちや保育室を出て、子どもたちに春を感じる外遊びをさせましょう。

お花見さんぽ

おうちの庭や園庭とは、ひと味もふた味も違った風景に出会えるのが、おさんぽ。
現代の子どもたちは五感で四季を感じる機会が少なくなっているので、少しでも子どもたちが貴重な機会を持てるようにぜひ、春らしい植物や、桜の花が咲く公園まででかけましょう。
休憩を兼ねて、お弁当やおやつをみんなで食べるのもおススメ。
ただし、毛虫に刺されないように注意が必要です。

草花あつめ

いつものおさんぽタイムも、春になると新しい発見があるものです。
たんぽぽやシルツメ草、ぺんぺん草あたりなら、簡単に見つかるはず。お花や葉っぱ、木の実など、ぜひ春ならではの植物を集めましょう。
最初に目的の植物を決めておいて、みんなで探しっこをしたり、気になった植物を摘んで来て、あとから図鑑で調べるという遊び方もできます。
ただしこちらも、子どもたちがトゲのある植物や毒性の強い植物に触れないように、お花摘みをするときは、大人が一緒に見守ってあげてください。

いきもの観察

春になるといきものたちが顔を出します。
モンシロチョウやテントウ虫、みつばちやダンゴ虫などは、見つけやすく、子どもたちにも人気。
また、近所に川があったり、公園に池がある場合は、水の中のいきものを探すのもおススメです。
メダカやおたまじゃくし、あめんぼやザリガニなど、集まる場所や隠れている場所を見つけることが、子どもたちにとって宝探しのような楽しい体験になるでしょう。
また、小さな命をじっくり観察することで、命の大切さを学んだり優しい心が芽生えたりするきっかけにもなりえます。

工作

外で集めた草花や木の実などを使って、工作をするのも季節感を味わえる貴重な経験です。
押し花にしたり、画用紙や紙コップなどに貼り付けて、動物や人の顔を形作ったり、アイデアは無限大。
子どもたちの自由な発想を尊重して、想像力を育んであげましょう。