秋の読み聞かせにおススメの絵本

出典:アリス館

 

子どもの知育に欠かせないのが、絵本の読み聞かせ

保育園や幼稚園の中には、絵本の読み聞かせに力を入れているところがたくさんあります。また、ベビーシッターなど子どもをあずかる皆さんにとっても、絵本の読み聞かせは定番の子守の方法。

今回は、遠足や運動会、ハロウィンなど、イベントがもりだくさんのをテーマにした絵本をご紹介。
おうちでもぜひ、涼しくなってきた季節感を味わいながら絵本を楽しんでみてください。

 

さつまのおいも(童心社) 作:中川ひろたか / 絵:村上康成

子どもたちから絶大に支持されている「ピーマン村の絵本」シリーズの1冊。主人公は土の中で暮らす、おいもたちです。

ごはんを食べたり歯を磨いたり、トイレやお風呂にも入ります。しかし、そんな彼らがもっとも大切にしているのが、トレーニングです。
なぜなら、彼らはいも掘りをしに来た子どもたちと勝負をしなくてはならないから。

始終、晴れた秋の日のようなからっとした明るさに包まれたお話で、親子で読んでも園でみんなで読んでも楽しめます。
ミュージカル化もされ、劇中歌を収録したCDも発売されています。

 

どんぐりころちゃん(アリス館) 作・絵:みなみじゅんこ

保育園や幼稚園で人気のうたが絵本になりました。

♪~どんぐりころちゃん あたまはとんがって
おしりはぺっちゃんこ どんぐりはちくりしょ~♪

どんぐりころちゃんとその仲間たちが、うたに合わせてかわいく踊ります。
ふわふわの葉っぱのおふとんに包まれるどんぐりころちゃんを見たあとの子は、あたたかい気持ちのままおやすみタイムに入れるでしょう。

巻末には楽譜と遊び方もついているので、歌いながら読み聞かせてあげましょう。

 

おおきなかぼちゃ(主婦の友社) 作:エリカ・シルバーマン / 絵:S.D. シンドラー / 訳:おびかゆうこ

ハロウィンの前日、パイを作るためのかぼちゃを採りに、畑へとやってきました。ところが、抱えきれないほど大きく育ったかぼちゃは、力いっぱいひっぱっても、うんともすんともいいません。

そこへ、幽霊や吸血鬼、ミイラ男がやってきて、それぞれがかぼちゃを引き抜こうとしますが…。

こわいはずのキャラクターたちがユーモラスで、ハロウィン時期にもぴったり。
作者が子どもの頃だいすきだったという「おおきなかぶ」に着想を得たストーリーなので、さきにそっちを読んでから、この作品を読むといっそう楽しめるでしょう。