赤ちゃんの夜泣きや寝かしつけは、お母さんにとって大きな悩みの一つではないでしょうか。
そんな時、脳を育てる音楽で改善できると言われているのはご存じですか?
なぜ、音楽が良いのか
幼少期には、脳の前頭葉の中にある前頭前野を発達させることが育脳に大切です。
その発達を促すには、脳のストレスを取り除くことが重要となり、音楽によっても軽減できるそう。
夜泣きなどが減る理由は?
理論的思考力や記憶力を司っている前頭前野が発達すると、ものごとを考える力が身に付きます。
泣いてどうしようもない時に、リラックス効果のある音楽を聞くことで、負の感情から解き放たれるのです。
前頭前野が発達すると、子どもは小さな頃から自分で感情をコントロールできるようになり、癇癪などを起こしにくくなったり、二歳になる頃表れるイヤイヤ期が短期間で収まるといった効果があると考えられています。
聞かせるタイミング」
積み木やブロックなどで遊んでいるときや、おもちゃのお片付け中は脳が活発に動いているため、
育脳効果が高まることで集中力が増すことが期待できます。
また、泣いているときや怒っているときなどは、脳が興奮し感情も高ぶっているため、音楽を聞かせることで、気持ちが落ち着き乱れた心を整え、ストレスを和らげる効果があるのです。
されに、寝かしつけや抱っこされているとき、絵本の読み聞かせ時など、子どもにリラックス欲しい場面でも、ストレス解消になる音楽は力を発揮します。
それは、自然と眠りに落ちたり、ミルクを飲むのに集中できるからです。
「どんな音楽が良いのか」
ハードロックなどの神経が高ぶる曲よりも、子どもの脳からストレスや不安を取り除くような曲調のものが良いでしょう。
例えば、母親のお腹の中で聞いていたリズムに似たものや、母親の高い声を意識した周波数のものなど、子どもの自律神経を整えリラックスできる曲が育脳には効果がると言われています。
脳は3歳になる頃までに一気に成長するため、赤ちゃんの頃から育脳に良いとされる音楽を取り入れたいですね。
書店やCDショップで手に入りますので、是非活用してみてください。