ピアノだけじゃない!子どもに与えるおすすめ本格楽器

はじめに

幼い頃から音楽に触れることは、子どもの成長へ良い知育効果育脳効果があると言われます。教育の観点からみると、音楽は特に音感やリズム感を習得できることはもちろん、楽譜を読み込み反復練習を繰り返すことで集中力を養うことができ、就学して学校教育を受ける際の大切な力になります。

今回は定番のピアノ以外で子どもに与えるのにおすすめの楽器をいくつかご紹介します。

 

楽器が子どもに与える影響

これは子どもに限らず大人にも言えることですが、音楽を聴いたり演奏したりすると、脳に良い影響があると言われています。実際に、落ち込んでいるときに音楽を聴くと元気がでたり、気持ちが落ち着いたりすることがあります。心身の安定や維持のために、音楽療法が用いられることもあります。
また、音楽は子どもの言語能力や想像力を養ったり、豊かな感性を育む上での大切な役割を担ってくれます。子どもが健やかに成長するためにも、音楽をとり入れることは大きな意味があると言えます。

子ども時代は神経系の発達に重要な時期ですので、この時期に何をしたかで子どもの脳の発達具合が変わるとも言われています。楽器のレッスンには『指を活発に動かす』『暗記する』『先の展開を考える』といった脳を使う作業が多く盛り込まれており、こういった刺激は脳を発達させるためにとても重要なのです。

 

子どもにおすすめの楽器とは?

ドラム

ドラムは簡単なリズムを覚えるだけで、且つ、叩くだけで音が出るため、楽器を演奏する楽しさがすぐに分かるでしょう。
また、リズム感が身に付きやすく、手足をバラバラに動かすので、脳の発達や運動機能の向上が見込めます。

ヴァイオリン

バイオリンは4つの絃があるのみであとは『ドレミファソラシド』の印はありません。その為、音を聞き分けながら訓練していくことで、相当な音感が身につくはずです。
音感が身につくことで、学校での音楽の授業にも活かせるでしょう。また、弦を抑える指先や、音を聞き分ける耳に集中するので、集中力も特に身につくでしょう。

サックス

オーケストラのイメージが強いサックスですが、実はポップやジャズなどでも欠かせない楽器です。幅広いジャンルで重宝されるので、子どもが好きな曲も多く、練習を続けやすいメリットがあります。生涯の趣味にもできますし、様々なジャンルの音楽を楽しめるので、続けていくうちに遅くても才能が開花する人が多い楽器でもあります。
また、サックスにはソプラノ・アルト・テナー・バリトンと4つの種類があり、それぞれの音色や大きさも違います。自分の好きなものを選んだり、体格や年齢に合わせて選択することも可能です。その為、子どもの成長に合わせて変えていき、音の違いを楽しみながら続けることができます。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。
子どもに与えるのにおすすめの楽器は定番のピアノだけでないこと、楽器によってその魅力は様々であることなどが分かりました。子どもの成長段階に合った楽器で楽しく音楽を学び、集中力や音感、リズム感、主体性を養って、子どもの健やかな成長をサポートしましょう。