上手なおやつの与え方

はじめに

子供の大好きな食べ物と言えば何が思い浮かぶでしょうか。
もちろんお母さんの作る〇〇!という子どもも多いでしょう。
ただ、子どもの目線に立って考えたとき、もらえるとワクワクして、スーパーに行ったら立ち止まってしまう場所がありましたよね。
”お菓子売り場”です。
子どもはみんなお菓子が好きですよね。
クッキーやチョコレート、おせんべいなど、数え始めればキリがありませんが、好きなお菓子を目にした子どもの目は本当にキラキラと輝いています。
その可愛い目を見てしまうと何でもいつでも食べさせてあげたくなってしまいますが、それでは栄養バランスも取れませんし、
虫歯になったり、偏食気味になってしまいます。
今回は、子どもにおやつを上手に与える方法をお伝えします。

おやつの与え方

Ⅰ.おやつを与える時間を決める
時間を決めずにおやつをダラダラと与えていると、偏食に繋がりやすくなり、肥満や虫歯の原因にもなります。
ですので、時間を決めて決まった量だけを与えるようにしましょう。
子どもも時間が決まっていると理解すれば、その時間まで待つということも覚えることができます。

Ⅱ.手作りのおやつも与える
市販のおやつは、おまけ付がついていたり、カラフルな色が子どもを喜ばせてくれます。
しかし、子どもが喜ぶこうした市販のおやつには、添加物や香辛料が多く含まれている場合が多くあります。
ですので、親の手作りのおやつも与えるようにしましょう。
毎日は難しいかもしれませんが、できるだけ手作りをすることで、栄養管理をすることができますし、アレルギーのある子どもであれば、親がしっかり対応できるというメリットもあるのです。

Ⅲ.朝昼晩の食事で補いきれなかった栄養を取り入れる
おやつにはエネルギー補給という目的が含まれています。
1日3食取る中で、摂取しきれなかった栄養をおやつで補います。
目安としては一日1〜2回が理想で、適量は一日に必要な総エネルギーの10%〜20%に相当する量が良いとされています。
素材本来の味を楽しめるものだと尚良いでしょう。

最後に

おやつは子どもの栄養バランスを保つために重要な役割を担っている事がお分かりいただけましたでしょうか。
1歳半を過ぎた子どもにとって、おやつは必要なエネルギーを補う「第4の食事」となります。
子どもがおいしく楽しく食べられるように、親がしっかりと管理をしながら子どもの成長に繋げていきましょう。