日本の夏も、現代ではうだるような暑さが続くのが当たり前になりました。
そんな中、子どもたちが楽しみにしているのが、水遊び。
プール遊びや水遊びは楽しいだけじゃなく、子どもたちに育脳をはじめとするさまざまな効果をもたらしてくれます。
プール遊び・水遊びのメリット
水遊びは子どもたちにたくさんの良い影響を与えると言われています。具体的なメリットをみてみましょう。
水の不思議や怖さを学べる
自由自在に形を変えたり、温度が変わったりするのが、水。
高いところから低いところへ流したり、お友だちとかけあいっこをしたり、いろんな楽しみ方ができます。
ところが、それと同時に水には怖さがあるのも事実。顔にかかると息がしづらいし、勢いの強い水鉄砲が当たったら痛さを感じるでしょう。また、子ども用ビニールプールであっても、時には溺れそうになる経験をする子も少なくありません。
楽しく水遊びをするうちに、水の怖さを学ぶこともできるのです。
五感が刺激される
水の冷たさや心地よい感触、パチャパチャ・ジャブジャブという音、陽の光が水面に反射するまぶしさなど、水遊びは子どもの五感を刺激するのにも最適。
全身で水と触れ合うと、たくさんの感覚が磨かれます。そのため、育脳の観点からもおススメの遊びなのです。
また、水と触れ合うときに楽しさや不思議さなど、いろんな感情がふくらむので、感性や想像力も豊かになるでしょう。
体力やバランス感覚が身につく
ご存じのとおり、陸上と比べて水の中では多くのエネルギーを要します。同じプールの中でも浅いところでは水を蹴りながら歩けても、深くなると簡単ではありません。また、浮力に抵抗するために、上手にバランスをとることも必要です。
水遊びをする中で、いつもとは違う体の使い方をすることで体力が養われたり、バランス感覚が鍛えられたりするでしょう。
プール遊び・水遊びの注意点
保育園ではもちろん、おうちでも以下の点には気を付けてください。
目を離さない
遊びに夢中になるうちに、思わぬ事故やケガをする心配があることを忘れてはいけません。
浅い場所でも溺れる可能性があるので、大人の目の届くところで遊ばせましょう。
熱中症
水遊びなら大丈夫と考えがちですが、水中でも汗はかくので熱中症には注意が必要です。所々で水分補給をさせてあげてください。
紫外線対策
子どもの肌はデリケートなので、大人が注意してあげましょう。帽子やシェード、子ども用日焼け止めクリームなどで、紫外線対策も万全に。