わが子の将来のためにと、英語教室に通わせたり家の中でもおうち英語の環境を整えたり。
ところが張り切って準備したのに、当の本人はレッスン中うわの空だったり、英語で話しかけると無視されるなど、まったく響かないことに悩むご家庭は珍しくありません。
そんなパパ・ママに向けて、子どもが英語に興味を示さない時の対策法をご案内します。
なぜ興味を示さない?
はじめから英語に興味を持ってヤル気満々だったら嬉しいですが、必ずしもそういう子ばかりではありません。
もしお子さんが英語に興味を示さない場合、それは「英語を学ぶメリットがわからない」ことが原因です。
大人は将来役立つことを見据えていますが、子どもにはそれが想像つきません。
そもそも、この先を長いスパンで考えることが難しいので、子どもにとって今すぐメリットを感じられることが重要です。
それは、つまり「楽しいこと」。
「英語って楽しい」「もっと英語ができたらもっと楽しい」となれば、自然と興味が沸くはずです。
英語が楽しくなるきっかけ
では、具体的にどのようなときに、子どもたちは英語が楽しいと感じるようになるでしょうか。
ゲーム・歌
子どもたちはゲームや歌が大好きです。ゲームや歌を介して英語に親しむことで、いつの間にか単語や言い回しを覚えてくれます。
「一緒に歌いたい!」「ゲームで勝ちたい!」という思いが強い子ほど、記憶するのがあっという間。
特に、子どもが何人か集まるとゲームで競争するので、英単語はカードゲームにするのがオススメです。
親子で楽しむ
「わが子に英語を!」という前に、パパやママ自身が楽しむ姿を見せるうちに、子どもが自然と興味を持つケースは少なくありません。
子どもにとって、大好きなパパ・ママが「一緒にやってくれる」ことが大切で、そこからやる気につながります。
特におうち英語なら、誰に見られるわけでもないので、英語力に自信がないという皆さんも、お子さんと一緒に楽しく勉強してみてはいかがでしょうか。
仲間を作る
子どもの英語学習をおうち英語に限定してしまうと、行き詰まりがち。ぜひ地域の英会話教室や英語イベントに参加して、お友だちを作りましょう。
できれば英語ネイティブの同じ年くらいのお友だちができるのが理想ですが、そうでなくても、子どもは仲良しの友だちが参加すると聞いたら自分も行きたがるものです。
学校以外の仲間づくりのきっかけにもなるでしょう。