はじめに
知能指数のIQは生まれ持ったものだと思っていませんか?
実はこのIQは幼い子どもの時期から伸ばすことができます。
これからの現代社会では、様々な考え方や個性を持つ人々と共にに協力して、問題を解決し、新たな価値の創造をしていくことが求められます。これからの社会で生き抜くためには、IQのように数値で測れる力というよりも、自分で考える力、その考えを表現する力、コミュニケーション能力、数値で測るのが難しい能力が必要だとも言われています。
しかし、IQは幼児期に経験する多くの「あそび」からしっかりと身に付けられる力であり、就学した際の学力にも直結しますし、日本で当たり前の学校生活を送る上ではIQが高いに越したことはありません。
少しでも高い学力を身につけて欲しいという保護者は多いですし、IQが高いことで将来の選択肢の幅を広げることができることも少なからずあるでしょう。
今回は、そもそもIQとは何なのか、子どものうちからその力を伸ばすにはどうしたら良いのかをご紹介していきます。
「IQ」とは?
知能指数のことで、人の知能の基準を数値化したものです。
IQは、『知能検査』と呼ばれる検査によって計ることが可能で、小学校に入学した子どもが受検する場合が多いですが、知能検査の種類によっては2歳から受検することができます。また検査結果は、一人ひとりに合った支援や学習指導の方向性を検討するヒントとしても利用できます。
知能指数の値として現在は偏差IQというものが使われており、偏差IQは「同年齢の集団においてどの程度の発達レベルなのか」を把握するために、年齢別の平均値を基準として知能指数を算出したものです。
『自分の子どもがしっかり成長しているのか』気になる保護者の方も多いので、その一つの指標として活用すると良いでしょう。
子どもの「IQ」を伸ばすには?
つねに語りかける
話しかけられる回数が多い子どもは、脳が活性化しやすい状態にあると言えます。出かける場所や会う人を増やすことが、見るものを説明したり名前を教えたりする機会につながります。
日常生活の中にある些細なことを話題に、多くのことを語りかけてみると良いでしょう。
できるだけ沢山のことを一緒に体験する
子どもは、多くの遊びを通して学習していきます。外からの刺激は子どもにとってすごく大切な財産となり蓄えられます。鮮やかな色彩や感触など、実際に見て触れることで成長していきます。
その体験の機会をできるだけ沢山用意してあげましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
IQを子どものうちから意識的に伸ばしていくことは可能だということがお分かりいただけたと思います。ご紹介した方法をご家庭で日常生活の中に取り入れ、実践していくことで、子どものIQ向上のサポートになります。
全てを一気に取り入れることは難しいので、子どもが興味を持つものから取り入れてみてはいかがでしょうか?