幼少期の指先の運動は育脳に効果があると言われています。
特に、子どもの習い事にも人気のピアノは、演奏する技術だけに留まらず、多くの能力を伸ばす基礎となる行動を習得できるため注目されています。
脳の体操
ピアノなどの鍵盤楽器は、両手で違う動きをするだけでなく、弾きながら楽譜でその先を記憶し、
記憶した個所を弾きながら、目では次に弾く個所の楽譜を見て記憶しています。
このように、ピアノはただ演奏しているだけではなく、あらゆるアクションを同時に行う必要があるのです。
指と一緒に脳を複雑に使っているので、集中力や記憶力に加え判断力を身につけることができ、
受験勉強などにも役立つ能力になるのでしょう。
聴力が鍛えられる
幼少期からのピアノは聴力が鍛えられ、絶対音感が身につくことも期待できますが、英語などの学力を伸ばす面でも大きなメリットとなります。
音感が身につくことは、普段聞きなれない外国語などを聞き分ける能力を発揮しやすくなると言われています。
英語を習い始めるときも予め耳を鍛えておくことで、自然と勉強をスタートできるのではないでしょうか。
中には、留学経験がなくても、ネイティブレベルに喋れる子もいるそうですよ。
このように、ピアノは語学力も身につけることができる優秀な習い事なのです。
音楽とIQの関係
ピアノを通し、絶対音感を身につける訓練を続けることによって、
子どものIQを永続的に10ポイント以上アップできることが、研究結果によって証明されています。
IQが高くなることで、記憶力や理解力、直感力や判断力を使いながら、問題解決力を身につけていくことができるのです。
これらの力が身についていると学習効率が高くなり、短時間で様々なことを吸収できる脳を育てることができます。
まとめ
ピアノを学ぶだけで、ここまでの効果があることには驚きますね。
子どもの能力を伸ばしたいと、色々な習い事をやらせたいと思ってしまうかもしれませんが、多くの能力に繋がる基礎となるピアノは、子どもの最初の習い事に検討してみる価値があるのではないでしょうか。
まだピアノが弾けない赤ちゃんには、音と一緒に体を動かすリトミック教室から始め、まずは音楽に興味を持たせるのもオススメです。