子どもの脳は「親の愛情」と「食事」で育つと言っても過言ではありません。
赤ちゃんの頃からのあそびを通しての脳への刺激はもちろんのこと、「食事」も大きな影響を与えることがわかっています。
活発に動く脳を作ることを育脳と言いますが、その活発に動く脳は食べたもので作られていることが、
様々な研究結果によって証明されています。
「食育とは」
食に関する知識を教え育むことを言います。
適切な食べ物を選別し、健康で健全な食生活を送ることができるよう育てるのが食育の目的です。
また食育は、知育、徳育、体育の基礎と位置付けられています。
私たちが健康な生活を送るためには、食を楽しむだけでなく、安心や安全といった点も重要になってきます。
食育を実際行っている家庭で育った子どもは、正しい食生活を自然と身に付けることができ健康に過ごすことができます。
それには、まず普段食事を作る親が食育を学び家庭の中で実践していくことが望ましいでしょう。
「食育がもたらすメリット」
規則正しく栄養バランスが整った食事を摂ることで集中力がアップするため、学習能力も向上すると言われています。
その中でも、特に重要となるのが「朝食」で、朝食を抜いた日の午前中は、脳や筋肉を十分に働かすエネルギーが不足してしまいます。
栄養バランスが整った朝食は、体にエネルギーを補給し、身体全体の能力を十分に発揮する力にもなります。
また、環境にもよってくるとは思いますが、特別な事情がない限り子ども一人で食べさせる孤食は避け、家族と一緒に摂るようしましょう。
家族との会話を楽しめると同時に、正しい食事作法を身につける貴重な時間となります。
「育脳にも大切」
これらのことから、育脳時期に当たる幼少期の食事は特に重要になってきます。
3歳までに脳の神経細胞が最も発達し、その後6歳の頃には大人の脳の90%ほどに成長しますので、家庭で過ごす時間の多いこの時期の食生活が大切なことがわかりますね。
育脳に良いとされる食材や栄養素を踏まえたレシピは、ネットでも多数紹介されています。
ポイントを押さえ、毎日無理のない範囲で育脳料理が作れますので、是非試してみてください。