子どもと歌おう!オススメ春の歌

 

四季の彩が豊かな日本には、季節ごとの童謡がたくさんあります。

その季節の歌を歌うことで子どもたちはそれぞれの季節感をおぼえ、その時期のイベントや行事への関心も高まるでしょう。

今回は、子供向けの春を感じられる歌をご紹介します。保育園ではもちろん、ご家庭でもぜひ動画に合わせて、親子で一緒に歌ってください。

 

 

ぶんぶんぶん(作詞:村野四朗/作曲:ボヘミア民謡)

昔からあったチェコのボヘミア地方の民謡に、ドイツの詩人ファラースレーベンが歌詞を付けたのが、1843年。

日本では、そこから100年以上のちの1947年になって、村野四朗という詩人が訳詞を作りました。

原曲は養蜂の歌で、野山を飛び回る蜂の様子やはちみつの恵みに感謝する内容。5番までありますが、日本語では野ばらの花に蜂が集まる様子を描いた内容で、2番までとなっています。

【童謡]ぶんぶんぶん[Summ, summ, summ! ]

 

めだかの学校(作詞:茶木滋/作曲:中田喜直)

1951(昭和26)年、NHKのラジオ番組で最初に放送されました。

茶木氏は、息子さんとの会話から歌詞のアイデアを得たそうです。ある日、息子さんが用水にいるめだかを見つけて「めだかの学校」と表現したのだとか。

長年にわたって愛されている定番曲で、過去には保育士実技試験の課題曲になったことも。2007年には文化庁による「日本の歌100選」に選ばれています。

【童謡】めだかの学校

 

さんぽ(作詞:中川李枝子、作曲:久石譲)

1988年公開、ご存じスタジオジブリの大ヒット映画「となりのトトロ」のオープニングテーマです。季節を問わず、1年じゅう歌われていますが、あえて言うなら「ミツバチぶんぶん花畑~」という歌詞から春の歌。

子どもたちが大好きな曲で、保育園や幼稚園のお遊戯でも定番になっていますよね。90年代以降は、小学校の教科書にもたびたび掲載されてきました。

My Neighbour Totoro – Stroll (Opening theme- Japanese)

 

こいのぼり(作詞:近藤宮子、作曲:不詳)

5月に向けて、保育園や幼稚園ではこいのぼりの工作をするのが定番。それに合わせて、ほとんどの先生たちが子どもたちにこの歌をおしえています。

歌詞が短くて、ワルツのリズムに乗せたメロディーもわかりやすいので、幼い子どもたちならすぐに歌えるように。

2007年にこちらも、文化庁「日本の歌100選」に選ばれています。

♪鯉のぼり – Koi Nobori|♪やねよりたかい こいのぼり おおきいまごいは おとうさん【日本の歌・唱歌】