はじめに
子どもが幼い頃から良い教育を受けさせたいと思う親は多いですよね。しかし、実際には何から初めて良いのかわからないという方もいるでしょう。
そんな方におすすめしたいのが「語りかけ育児」です。0歳から始められる育児方法の一つである「語りかけ育児」は子どものことばの発達やコミュニケーションなど大人になったときに特に役立つでしょう。
この語りかけ育児の方法や効果などをを知って、正しく取り入れて子どもの健やかな成長をサポートしていきましょう。
『語りかけ育児』とは
「語りかけ育児」とは、1日30分間、お母さんが落ち着いた環境で赤ちゃんの興味に沿って遊んだり、語りかけることで子どもの才能を引き出し、コミュニケーション能力を育てる方法のことを言います。
この「語りかけ育児」の始まりは、イギリスで子どもたちの心と知能の発達に驚くべき効果が立証され、子供の言語能力&知能を確実に伸ばす方法としてイギリスの政府が推奨を決定したものです。
お母さんが自分にしっかり向き合ってくれている、という安心感を子どもに与えることで自己肯定感を育てることができるため、親子関係が良好になり、思春期の問題を未然に防ぐことができるとも言われています。「語りかけ育児」は幼少期だけでなく、長期的にみても子どもの成長に効果的といえるでしょう。
今回は0歳から始められる語りかけ育児がもたらす効果をご紹介していきます。
『語りかけ育児』の影響力
「語りかけ育児」に期待できる効果は大きく2つです。
まず、言葉の発達について調査をしたところ、3歳の時点で語りかけ育児を「する」グループのほぼ全員が、ことばの発達程度を平均水準まで引き上げることができ、「語りかけ育児」をしないグループの約85%に、ことばの発達遅れが残ったそうです。
このことから、語りかけ育児は子どもへの良い影響があったと考えられるでしょう。
また、赤ちゃんに語りかける時間をつくることで、赤ちゃんとママの間にコミュニケーションが生まれるというメリットがあります。
赤ちゃんのうちから、自分の行動で誰かが反応してくれるという経験をもつことで、自己肯定感が生まれ、自分が好きだといえる子どもに育ってくれるのです。
さいごに
「語りかけ育児」には、その方法を掲載した本もあります。詳しく語りかける内容まで載っているのですぐにスタートすることもできます。
赤ちゃんのうちに親がしてあげられることの一つとして、「語りかけ育児」を取り入れてみてはいかがでしょうか?