2歳児におすすめの人気絵本

●はじめに
2歳児は0歳児、1歳児と比較しても成長が大きく進む時期です。
外遊び一つをとっても、遊び方がより活発になったり、今までは簡単な単語しか話せなかったのが、少しずつ長い言葉や文章として話せるようになる子どもも出てきます。そんな2歳の時期には感情表現も豊かになってきますので、多くの家庭が経験するのが”イヤイヤ期”です。さっきまで楽しそうに笑っていたかと思えば、泣き出したり怒ったり。お父さんやお母さんも子育ての大変さを実感する時期とも言えるでしょう。
しかし、そんな時期だからこそつく力が想像力や発想力、観察力です。ですから、この年齢からは絵本の楽しみ方も一気に広がり、様々なタイプの絵本を読み聞かせ始めるというお父さんやお母さんも多い時期でもあります。絵本の読み聞かせは子どもの知育に効果的とよく言われますが、自分の子どもの年齢にはどんな絵本が良いのか迷ってしまう方も少なくないと思います。
今回はそんな悩みも解決できる、2歳児におすすめの人気絵本をご紹介していきます。

●2歳児におすすめの人気絵本5選

Ⅰ.『できるかな?あたまからつまさきまで』

2歳児は0歳児や1歳児と比べても、創造力はもちろん、記憶力も大きく成長します。大人が見れば最初は何をしているのかよく分からないことも、よく観察しているとお父さんやお母さんの発する言葉や何気ない仕草を真似ていたりします。例えば男の子なら、お家にあるダンボールやおもちゃで好きな乗り物に見立てて遊んだりします。この絵本は、子供が全身を使って登場する動物たちの動きを真似することができる作りになっています。ゴリラやサル、キリンの動きを真似て楽しめる、そんな一冊になっています。

Ⅱ.『ぞうちゃんの いやいや』

こちらはシンプルでなんとも言えない表情のぞうさんが主人公の絵本です。2歳児の成長の過程としてある”いやいや期”をテーマにしています。ぞうさんが嫌いなプリンはいやいや、でも大好きなおうどんはもういっかい。まるで2歳児の人間を見ているような気持ちになります。親近感を覚えながらも、読み聞かせをするお父さんやお母さんのイヤイヤ期への向き合い方を教えてくれる絵本です。
黄色いオムツをした優しい表情のぞうさんにきっと癒されるでしょう。

Ⅲ.『ぼくのくれよん』

毎日楽しく絵を描くぼくが、何色を使ってお絵描きするかワクワクと想像力を働かせることができる絵本です。
のびのびと絵を描く楽しみを感じることができる一冊です。

Ⅳ.『あおいよるのゆめ』

こちらは子どもの小さな指でも動かしやすいスライド式のしかけがついてたボードブックです。仕掛けを動かすと夜空に星が現れたり、チューリップの花が咲いたりと美しい変化子どもの好奇心をくすぐる一冊です。変化していく綺麗な景色と優しい言葉は、大人も楽しんで読み聞かせができるでしょう。

Ⅴ.『おべんとうバス』

ハンバーグやエビフライなど、さまざまなお弁当のおかずたちがバスに乗り込んでいく様子が描かれています。
元気に返事をしながら乗っていく食べものたちがとっても可愛らしい絵になっています。読み聞かせをしたら、子どもも一緒になってお返事をしてくれるでしょう。お話はとってもシンプルですが、バス・ハンバーグ・エビフライなど子どもたちの大好きなものが詰まっていて、子どもの苦手なものが登場してもこれを読み聞かせたら楽しく食べてくれるかもしれませんね。

●最後に

いかがでしたでしょうか。
冒頭にお伝えしたように、2歳になると殆どの子どもがお話が少しずつできるようになったり、活発に遊ぶようになったり、感情表現が豊かになっていきます。
そんな大切な成長期だからこそ、楽しく子どもの知育、育脳、発育に役立つ絵本を上手く日常生活に取り入れていきたいですね。